みかんの表年・裏年って知っていますか？

こんにちは♪ 

Farmer friends Marcheの鮫島です。

本日はちょっとしたみかんの雑学をご紹介しますよ♪

今回はみかんの表年と裏年についてです。

そもそも「表年と裏年」って聞いたことありますか？恥ずかしながら私はこの仕事をするまで全く聞いたことがなかったです（笑）

専門用語みたいなものですが簡単にいうと「豊作と不作」です。

みかんは1年周期で表年と裏年に変わります。

表年はみかんの樹に花がたくさん咲くのでみかんも沢山できます。

しかし沢山実らせたことで樹が疲れてしまい、翌年は実りが少なくなります。

更に詳しくお話をすると温州みかんの果実の中にはジベレリンという植物ホルモンが作られています。

ジベレリンは枝を伝い、近くの芽に花が咲かないように働きかけ、翌年は実りが少なくなります。

またみかんを沢山実らせた事でみかんの樹が貯蓄している糖を多く消費し、翌年までに十分に確保できず、実りが少ない事も原因になります。

極早生のみかんは栽培期間も少なく、十分に休むことができるので影響を受けにくいです。

今年は雨が少なく、表年にあたるので小玉であま～いみかんがたくさんできる事が予想されます。

弊社でも糖度15度前後のメロン並みに甘い「あめ玉みかん」を出荷予定なので興味があれば是非!!ご賞味くださいね♪