肩こり解消におすすめの野菜や生活習慣の基本を詳しく解説
☆肩こり解消におすすめの野菜や生活習慣の基本を詳しく解説
肩こりの原因は、長時間のデスクワークや猫背、運動不足、目の酷使などによる、筋肉の緊張と血行不良です。同じ姿勢を取り続けない、毎日適度な運動をする、バランスの良い食事を意識するなど、生活習慣を見直すことで改善されます。
毎日の食事には、筋肉弛緩&血流改善に効果的な野菜を積極的に取り入れましょう。ビタミンEが豊富な西洋かぼちゃ、マグネシウムが含まれたほうれんそう、タンパク質とビタミンEが一緒に摂れるアボカドなどがおすすめです。
今回は、肩こり解消におすすめの野菜3種と、肩こり予防に効果的な生活習慣の基本について解説します。
☆肩こり解消におすすめの野菜とその栄養について
長時間のデスクワークや冷房による体の冷え、パソコンやスマホを長時間眺め続けることでの眼精疲労、ストレスなど、肩こりにはさまざまな原因があります。
肩こりを解消するには、筋肉の緊張や疲労を取り除き、血行を良くすることが効果的です。毎日の食事に筋肉の疲れや血行不良を改善する栄養素を取り入れ、つらい肩こりを解消しましょう。
肩こり解消におすすめの野菜とその栄養素は次のとおりです。
1. 西洋かぼちゃのビタミンEで血行不良を改善
栄養価の高い野菜、西洋かぼちゃには、ビタミンEやビタミンA、β-カロチンが豊富で、高い抗酸化作用があることで有名です。不飽和脂肪酸や血管の酸化を抑制し、動脈硬化をはじめとした生活習慣病の予防ほか、末梢血管を広げ、肩こりの原因となる血行不良を改善する働きがあります。
2. ほうれんそうのマグネシウムは筋肉の緊張を緩和
ほうれんそうに含まれるマグネシウムには、筋肉の緊張を緩和する働きがあります。長時間のデスクワークなどで凝り固まった肩の筋肉をほぐし、肩こりを緩和します。
また、神経を安定させる働きもあるため、ストレスによる肩こりにも効果的です。同じく神経の刺激伝達に大きく関わるカルシウムと共に摂取することで、より効果を感じられるでしょう。
マグネシウムは不足しがちな栄養素なので、毎日の食事の副菜としてほうれんそうのおひたしを出したり、お味噌汁に入れるなど、積極的に摂ることを意識しましょう。
3. アボカドで筋肉の元となるタンパク質とビタミンEを効率よく摂取
女性に人気の高いアボカドには、筋肉の元となる上質なタンパク質が含まれています。また、血流を改善する働きを持つビタミンEも豊富で、肩こり改善に効果的な栄養素を効率よく摂取できます。
肩こり解消のためにアボカドを食べるなら、アボカドとまぐろのわさび醤油和えがおすすめです。まぐろには、末梢神経のダメージを回復する働きを持つビタミンB12やタンパク質が豊富に含まれています。肩こりがひどく、痛みがともなう場合におすすめです。
☆肩こり予防・解消のための生活習慣
肩こりは、筋肉に疲労が蓄積し、血行不良となることが原因です。長時間同じ姿勢を取り続ける、パソコンやスマートフォンで目を酷使する、運動不足、エアコンや飲み物で体を冷やす、猫背など、生活習慣が大きく影響しています。
肩こりを解消するには、筋肉が緊張しないよう、デスクワーク中は1時間に1回背伸びや肩を回す、適度な運動をする、湯船につかって体をあたためるなど、毎日の生活習慣を見直す必要があります。
食生活も重要です。体を冷やすような飲み物、食べ物を食べ過ぎないように心がけましょう。また、筋肉の緊張を緩和して血流を改善する野菜を積極的に摂るほか、果物や肉類、穀類、豆類など、さまざまな食材をバランス良く食べることを意識しましょう。
たとえば、野菜と一緒に疲労回復に効果的なクエン酸を含んだ梅干しや柑橘類を食べる、末梢神経にダメージを回復するビタミンB12が豊富な魚類をメインに、ご飯はビタミンB1たっぷりの玄米にするといった工夫をすると良いでしょう。
【まとめ】
☆毎日の食生活に肩こりに効く野菜を積極的に取り入れて筋肉弛緩&血流改善
肩こりの原因は生活習慣による筋肉の緊張で、血行不良になってしまうことです。長時間同じ姿勢のままでいない、普段の姿勢を正す、適度な運動をするほか、毎日の食生活を見直すことも大切です。
ビタミンEやマグネシウム、ビタミンB群などの栄養素が不足していると、肩こりが起きやすくなります。西洋かぼちゃやほうれんそう、アボカドなど、今回おすすめした野菜を積極的に食べて、肩こりを解消・改善しましょう。