シミ対策のビタミンが摂れる野菜はどれ?おすすめの4種を紹介
☆シミ対策に効果的な栄養とビタミン類4種
今回は、シミ対策に効果的な栄養素やビタミンについて、おすすめの野菜4種や食事のポイントを紹介します。
日頃のシミ対策に効果的な栄養素やビタミン類としては、次の4つが挙げられます。
1. ビタミンC
美白化粧品などにもよく使用されるビタミンCは、シミに効く栄養素の代表格です。紫外線を浴びることで活性化されるシミの原因・チロシンの生成や働きを抑えたり、すでにできてしまった黒色メラニンの色を薄くする効果もあります。
b
2. βカロチン(ビタミンA)
メラニン色素の生成を促進する活性酸素の働きを抑える効果があります。皮膚や粘膜の健康を維持するため、アンチエイジングの効果も期待できます。
3. ビタミンE
活性酸素を抑える効果があるとともに、一緒に摂取したビタミンCの働きを促す働きがあります。
4. L-システイン
シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制し、紫外線によるシミができるのを防いでくれます。
☆シミ対策に効果的な栄養とビタミンを含む野菜4選
シミ対策に効果的なビタミンCやβカロチン(ビタミンA)、ビタミンE、L-システインを摂取できるおすすめの野菜は次の4つです。
上手く組み合わせて食生活に取り入れ、効率的に摂取しましょう。
1. キウイ
メラニンの生成を抑えるビタミンC、ビタミンEが多く含まれており、シミの抑制や肌のターンオーバーを促します。ヨーグルトと一緒に摂取すれば、シミ対策のほか、吹き出物などの肌トラブル予防にもつながります。
2. かぼちゃ
かぼちゃはビタミンCとビタミンEが豊富なだけでなく、ビタミンAや食物繊維を含まれています。抗酸化作用によって活性酸素の働きを抑え、シミ予防だけでなく、シワやたるみといった肌の老化を抑える効果があります。
3. トマト
美容に欠かせない野菜として有名なトマトは、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。また、トマトの代表的な栄養素「リコピン」は、ビタミンEの100倍以上といわれる高い抗酸化作用があります。
リコピンには、メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の働きを抑える効果があるため、シミ対策には欠かせない野菜のひとつです。
4. ブロッコリー
ブロッコリーは栄養素が豊富な野菜です。ブロッコリー200g(約1個分)には、ビタミンC240mg、ビタミンE4.8mgほか、腸内環境と整えて肌トラブルを防ぐ食物繊維、肌の新陳代謝を促すビタミンB2、ビタミンB6などが含まれています。
☆シミ対策の食事のポイントと注意点
できるだけシミを防ぎ、美しい肌を維持するためには、シミに効果的な栄養素やビタミンを意識的に摂取するだけではなく、バランスの取れた規則正しい食事を心がけることが大切です。
コーヒーや紅茶、緑茶など、カフェインが多く含まれている飲料を取りすぎないように注意しましょう。カフェインはメラニンを拡張させる性質があり、肌にできた小さなシミやソバカスを悪化させてしまう可能性があるからです。
オレンジやグレープフルーツといった柑橘類を食べるときは、時間帯に注意しましょう。柑橘類に含まれる「フロクマリン」という成分を摂取すると、肌が紫外線を吸収しやすくなり、シミの原因となってしまうからです。柑橘類は紫外線の浴びる心配のない夜間に食べるとよいでしょう。
【まとめ】
紫外線などが原因でできたシミを薄くしたり、シミができにくくなる肌を作るためには、ビタミンC、βカロチン(ビタミンA)、ビタミンE、L-システインなどが効果的です。
これらの栄養素を効率良く摂取するなら、キウイやかぼちゃ、トマト、ブロッコリーなどの野菜がおすすめです。スープなどにして複数の野菜をまとめて摂取するとさらに効果的です。
シミ対策に効果的な栄養素を含んだ野菜と規則正しい食生活でシミ対策を万全に
シミ対策には、ビタミンCやβカロチン(ビタミンA)、ビタミンE、L-システインといった栄養素が効果的です。これらをたくさん含んだ野菜を毎日の食生活に取り込んで、効率的に栄養を摂取しましょう。
今回紹介した栄養素・ビタミンは、野菜だけでなく、穀類や豆類、炭水化物など、さまざまな食材に含まれています。バランスの良い食事を意識して、規則正しい食生活を送ることが大切です。