乾燥肌の人が食べるべき野菜は?毎日取り入れたい4つの栄養素
☆乾燥肌の人が食べるべき野菜は?毎日取り入れたい4つの栄養素
肌が敏感な乾燥肌の人は、肌荒れトラブルが起きやすくなります。潤いのない肌をコンプレックスに感じている人もいるでしょう。
乾燥肌は化粧品で改善することもできますが、私たちの身体を作っているのは食事です。そこで今回は乾燥肌の人におすすめしたい野菜とその野菜に含まれる栄養について解説します。食べ方のポイントなども解説しますので、参考にして身体の内側から乾燥肌を改善していきましょう。
☆乾燥肌の人におすすめの野菜とその栄養
さっそく乾燥肌の人におすすめの野菜とその栄養について解説していきます。
1. 肌を整える効果があるβカロテンを豊富に含むにんじん
緑黄色野菜には肌を整える効果があるβカロテンが含まれていますが、にんじんは緑黄色野菜のなかでもこのβカロテンが豊富に含まれている食品です。
βカロテンは体内でビタミンAに変換され、角質層にある天然の保湿分子を増やします。保湿分子が増えると、肌の水分量を保つことができるため、乾燥肌を改善することができるのです。
2. 美肌成分であるリコピン・ビタミンCが豊富なミニトマト
トマトには美肌成分として知られているリコピンが含まれています。とくにミニトマトには、トマトの2倍の量のリコピンが含まれています。このリコピンはβカロテンと同様に天然保湿分子を増やし、肌の水分量をアップさせる効果があります。
またコラーゲンの働きを促すビタミンCも含まれているため、潤いだけでなくハリのある肌に導いてくれるのです。それだけでなくメラニンが沈着するのを防ぐほか、肌が老化するのを防ぐ抗酸化作用もあります。乾燥肌の改善だけでなく、美肌を目指すならミニトマトは欠かせない野菜です。
3. コラーゲンを合成するビタミンCを含むブロッコリー
ブロッコリーはβカロテンが含まれている緑黄色野菜でもあるのですが、それに加え、コラーゲンの生成をサポートするビタミンCが豊富に含まれています。
美肌を目指してコラーゲンを摂取している人は多いかもしれませんが、ビタミンCがなければコラーゲンを合成することができません。ぷるぷるの潤い肌を手に入れるためにも、意識してビタミンCが含まれているブロッコリーを食べましょう。
4. 保湿効果のあるセラミドを多く含む大豆
乾燥肌の人は肌の角質層にある脂質・セラミドが減って水分を保つことができなくなります。セラミドは化粧品にも含まれていることが多いので、名前を知っている方は多いのではないでしょうか。
セラミドは、大豆に多く含まれている栄養です。大豆を食べることで、角質層の水分をキープすることができ、外部からの刺激から肌を守ることができます。
☆野菜から栄養を効率的に摂れる食べ方のポイント
乾燥肌の人におすすめな野菜を紹介しましたが、より栄養を効率的に摂るためにはいくつかのポイントがあります。
1.βカロテンやリコピンを含む食材は油を使って加熱する
βカロテンやリコピンは体内でビタミンAに変換されますが、ビタミンAは脂溶性ビタミンで、油と一緒に摂取することで吸収率が高まります。これらの栄養が含まれる野菜を食べるときは、油を使って加熱調理しましょう。
油のなかでも、オリーブオイルはビタミンAと一緒に摂取することで抗酸化作用がアップするビタミンEを含んでいるため、オリーブオイルを調理油として使うのがおすすめです。
2.蓄積できないビタミンCはこまめに食べる
ビタミンCは美肌効果の高い栄養として知られていますが、実は体内に蓄積できない栄養です。ビタミンCをたくさん摂取しても、過剰なビタミンCは尿と一緒に排出されてしまいます。ビタミンCを含む食品はたまにたくさん食べるのではなく、こまめに食べることを意識しましょう。
☆乾燥肌の人が食事で気をつけることや要注意な食材
乾燥肌の人が食事で気をつけなくてはならないのは、栄養バランスの悪い食事や過度な食事制限をしないことです。バランスの悪い食事や過度な食事制限をすると代謝が正常に行われず、乾燥肌を加速させてしまいます。
また、ミネラルやビタミンが少ないファストフードやインスタント食品などは避けたい食品です。ただ無理に我慢してしまうと、それがストレスになって肌荒れの原因になるので、どうしても食べたい場合はたまに食べるくらいなら問題ありません。
【まとめ】
☆乾燥肌に効果がある野菜を食べて潤いのあるぷるつや肌を目指そう
乾燥肌に悩んでいる人は、身体のなかから乾燥肌を改善する栄養を与えてあげることが大切です。スキンケアも大切ですが、野菜から必要な栄養を摂ってWの効果を目指しましょう。
また、バランスの良い食生活を心がけ、規則正しい生活を意識するようにしてください。