☆疲れたときは野菜で体力回復！摂取すべき3つの食材を紹介

 

疲れがたまりやすい人の原因の多くは、体の中に活性酸素が溜まった状態です。ビタミンCやビタミンEが多く含まれた野菜を食べて、活性酸素を取り除きましょう。代謝の促進を助けるビタミンB1を摂取するのもおすすめです。

ビタミンCが豊富な野菜としては、パプリカが挙げられます。ビタミンEは西洋かぼちゃ、ビタミンB1はえだまめなどで効率的に摂取しましょう。

 

ここでは、疲れたときの体力回復に効果的な野菜3種や、おすすめ野菜を使ったメニューなどを紹介します。

 

 

☆疲れがとれない原因は活性酸素の蓄積

疲れやすい、疲れがなかなかとれないと感じる場合は、体内に活性酸素が蓄積していることが原因の可能性があります。

活性酸素とは、体内に取り込まれた酸素が活性化したものです。本体、体に悪影響を与える細菌やウイルスを攻撃する活性酸素ですが、大量に発生すると、正常な細胞まで攻撃してしまいます。これが「疲れ」として身体に現れてしまうのです。

 

 

 

 

1.疲れは野菜を食べることで改善できる

活性酸素の蓄積が原因の疲れであれば、食生活を見直すことで改善します。活性酸素の発生を防ぐには、野菜をたくさん摂ることが大切です。野菜には活性酸素を取り除く抗酸化作用を持ったビタミンCやビタミンE、代謝の働きをスムーズに促すビタミンB1などの栄養素が豊富に含まれています。

 

 

☆疲れがとれないときにおすすめの野菜3種

疲れているとき、または疲れが長引いているときは、次の野菜を意識して食べるようにしましょう。おすすめの野菜とそれぞれの栄養素について解説します。

 

1. パプリカ（ビタミンC）

慢性的な疲れに悩まされている人は、体内の活性酸素を取り除き、免疫力を高めてくれるビタミンCやビタミンEを積極的に摂取しましょう。ビタミンCが多く含まれている野菜には、パプリカやピーマンがあります。ビタミンCは水に溶けやすいので、調理方法には注意が必要です。

 

2. 西洋かぼちゃ（ビタミンE）

西洋かぼちゃは、抗酸化作用のあるビタミンE・ビタミンCを豊富に含んだ野菜です。β-カロテンも豊富で、3つの栄養素の相乗効果によって免疫力を高めてくれます。

ビタミンB1やB2、脂質、糖質と、さまざまな栄養素がバランスよく含まれており、野菜のなかでもトップクラスの栄養価を誇ります。

 

3. えだまめ（ビタミンB1）

肉や魚に多く含まれているビタミンB1ですが、えだまめやとうもろこし、ブロッコリーなどの野菜にも含まれています。ビタミンB1には、乳酸を分解し、代謝の促進を助けたり、糖質からエネルギー生成を促し、脳や抹消神経、筋肉の働きを正常に保つ役割を果たしてくれます。

 

 

☆おすすめ野菜を使った疲労回復メニュー3選

上記で紹介した野菜を使った、おすすめの疲労回復メニューを3つ紹介します。疲れがとれないときなどには、ぜひ試してください。

 

1. パプリカとピーマンのマリネ

パプリカとピーマンを食べやすい細さに切り、オリーブオイル・お酢・砂糖・塩コショウで作ったマリネ液にあえるだけの簡単メニューです。さっぱりとした口当たりで食べやすく、副菜としておすすめです。

 

2. 西洋かぼちゃと豚バラのオイスターソース炒め

ビタミンB1が豊富な豚バラ肉と西洋かぼちゃを、にんにくの効いた甘めの味付けで調理する疲労回復メニューです。

適用な大きさにカットした豚バラをサラダ油で弱火で炒め、色が変わってきたらレンジで2分加熱した5mm厚のにカットしたかぼちゃを入れ、蓋をして2分蒸し焼きにします。

次にオイスターソース・醤油・酒・みりん・すりおろしにんにく少々作った合わせ調味料を加えて、汁気がなくなるまで炒めたら完成です。

 

3. えだまめの冷製スープ

枝豆をすりつぶして豆乳と合わせ、白だしで味付けした優しい冷製スープです。子供でも飲みやすく、食欲のない朝でも簡単に栄養補給できます。冬はあたためて飲むのもおすすめです。

 

 

【まとめ】

☆ビタミンCやEなどが豊富な野菜を摂って疲れにくい体づくりを

疲れがたまりやすい、とれにくい人は、野菜不足によって体内に活性酸素が蓄積している可能性があります。日頃の食生活を見直し、抗酸化作用や代謝を促進する効果があるビタミンCやビタミンE、ビタミンB1などが豊富な野菜を積極的に摂りましょう。

ビタミンCはパプリカやピーマン、ビタミンEは西洋かぼちゃ、ビタミンB1はえだまめなどに豊富に含まれています。これらの野菜を使ったメニューで、効率的に疲れにくい体づくりをしましょう。